免疫とは、病気から身を守るために、体に備わっているシステムことを言います。
血液中の「白血球」が、その中心的役割を果たしています。

「白血球」とは、血液中の成分のことで、体の防システム(免疫)の中心的な役割を果たしています。主に、「顆粒球」「リンパ球」「単球」の3種類で構成されています。

「顆粒球」は、白血球細胞で、サイズの大きい細菌の処理を担当しています。心身に過度なストレスがかかり、交感神経が優位になると増加します。

「リンパ球」は白血球中の細胞で、ウイルスなどの小さな異物とや、ガン細胞などの処理を担当しています。心がリラックスした副交感神経が優位な状態で増加します。

「単球」は、白血球中の細胞で、異物を飲み込み無毒化する処理を担当しています。マクロファージとも呼ばれています。

この割合が、数値内であれば健康な状態であると言われています。

自律神経と白血球との関係

自律神経とは、全身の血管や内臓などの働きを、無意識に調整している神経のことで、交感神経と副交感神経の2つで成り立っています。

交感神経は、昼間など活動的に働いてる神経で、緊張・興奮しているときに優位になります。
副交感神経は、夜間など休息時に働く神経で、リラックスをしているときに優位になります。

この白血球中の、「顆粒球」と「リンパ球」の割合が、自律神経の働きと連動して増減することが、免疫学者安保徹先生の研究により、明らかになってきました。

体温を上げて病気にならない体をつくる

健康を維持して免疫力を高めるためには、体を温めることが大切と言われています。
白血球のバランスがよく働く、適正体温36.5以上にすることが、最も大切です。
ところが、現代人のほとんどの人が、低体温に陥っています。

交感神経が優位の状態のとき、低体温、低酸素になっているため、病気になりやすい状態です。低体温は、「顆粒球」や「リンパ球」のどちらに対しても増加させるきっかけになることから、どちらかの状態が極端に増えるため、不調の引き金になっています。

免疫は、自律神経の支配を受けて変動しているので、自律神経のバランスの崩さない「生き方」が重要です。

自分の免疫力がどのような状態かを知る簡単な方法は、体温を測ってみることです。
体温が36.5度以上であれば、免疫システムは正常な状態と言えます。毎日、ご自身の免疫の状態を確認するために、体温を測定し、免疫の状態をメモしておくとよいでしょう。

副交感神経スイッチをうまく押して、笑顔ある生活を心がけましょう。