私たちはもともと病気になっても、自分自身で治していこうとする力を持って生きています。

風邪や外部的な異物から体を守るために働く、「自然免疫」すなわち、自然治癒力です。

自然治癒力とは、人間がもつ生命力そのもので、特別な医療が施されなくても健康状態に回復することのできる力を言います。自然治癒力(免疫力)を高めることで、風邪やウイルスから強い体を作り、健康な状態を維持することができると言われています。

しかし、現代社会の様々な背景により、この自然治癒力が低下しています。

自然治癒力を高めるためには

人が健康な体を保つために一番大切なのは、「体を温める」ということです。
そして、「正しい血流」の状態が必要です。

理想的な体温は、36.5度以上だと言われていますが、この値を健康のバロメーターと考えてみてください。

体温が36.5度以上あることで、すべての臓器の細胞の隅々まで十分な血液が届けられます。血流が良くなることで代謝が高まり、老廃物が排出されます。
正常な血流状態なら、十分な酸素が細胞の隅々まで供給され、必要な酵素やホルモンが作られます。自律神経のバランスも良くなり、体だけではなく、心の健康へも働きかけ、自然治癒力(免疫)が十分に働きます。

「体を温める」ということは、「正しい血流」であり、自然治癒力を高めるうえで、必要な役割を果たしています。

自然治癒力と免疫力を高め病気を治すために

人間が生まれながらに備わっている自然治癒力を引き出し、病気にならない体を作るためには、正しい知識を知ることが大切です。

そして、病気の芽である「未病」に気づくことが大切です。

中医学では、「未病」も立派な病気とされています。「未病」とは、病気まではいかないけれど、健康とも言えないことを指します。生活習慣病のように、努力をすれば治る程度のことを言い、西洋医学で病気とみなされない不定愁訴などが当てはまります。

体内のなんらかの異常に気付き、「正しい血流」にすることそれは、食べ過ぎに注意し、体を温め血液の循環を良くし、十分な休養と睡眠をとり、心身のリフレッシュをすることで、汚れた血液はきれいになり、免疫すなわち自然治癒力が高まることに繋ぐことができると考えられます。